破れ修理も様々
グラブ修理日記
2021.5.4
今回の破れ修理は近畿学生野球連盟所属野球部で活躍中の投手の方からのご依頼です。
破れ修理において判断が難しい項目は範囲の確定です。
破れている範囲だけ当て革し縫製を行っても周辺皮革も傷んでいる為、すぐに破れてしまいます。
また範囲の確定はグラブをばらして内部を確認しないと正確に行えません。本件に関しましては皮革の傷みが親指先端から土手部全般にかけて広がっていましたので内部ではなく外部より広範囲に当て革加工を行いました。
この広範囲の皮革傷みは捕球だけで無く投球の際のグラブ操作によると思われます。
この様に当店ではプレーヤーの使用環境に適した修理をご提案致します。
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